Your Dream

2004年10月15日 恋愛
昨日の電話時間、約2時間。

仕事帰り、電車に乗っていたら電話があった。
せっかく指定席買ったのに、デッキでたちっぱなし。。。
座りたかったです。。

でも、話はけっこうまじめなことで、途中で切れなかった。
「よく考えるんだけど。なんでみっきがここまで俺のためにしてくれたんやろうって。
長年一緒やった友達も、親戚も、もちろん嫁も。だれも力になってくれんかった。
お前のことは信用しとるよ、そやけどな・・・って。
世間はこんなに冷たいのに。
なんでなん?なんでみっきはそんなにやさしいの?」

奥さんのこと、子供のこともいろいろ話した。
彼は「筋を通す」ことと、「責任」という観点からその話をする。
「双方の親同士が今はもめてる。『うちの娘を』と『うちの息子を』ってな。」
「親は、あの嫁はお前の器じゃない、って昨日はっきり言ったよ。」って。
「俺は嫁にも子供にも責任があるから。それは筋とおさなあかんけどね。」

家族を大事にしなかったわけじゃない。
彼なりの仕方で精一杯大事にしてた。
でも、奥さんの思う「家族を大事にする方法」とは違ってた。

工場とかで働いてサラリーマンになって、リスクのない、安定したお給料をもらって、6時には帰ってきて家族とご飯を食べて子供と過ごす。
普通の家庭じゃみんなしてる、なんでそんな当たり前のことができないのよ。
あなたの借金が、わたしにかぶったらどうしてくれるの?
「普通のだんな」がよかった。ってね、と彼。

彼の言い分。
俺は、そんな工場で働くために苦しい思いしてアメリカで5年もがんばったわけじゃない。
俺には自分のしたい仕事がある。これは譲れないんだ。
あきらめて、工場で働け、なんて俺に生きたまま死ねっていっとるようなもんなんよ。
俺は自分の人生に貪欲すぎるのかな?

これから俺の嫁になる人には、やっぱり俺の人生を認めて応援してほしいよ。って。

俺も堅実な生活したいからね、いろいろ考えてる。
これからのことも、考えてる。
みっきに、もうお金のことで不安な思い、させやんようにね。

「みっきと、お母さんには、俺は一生感謝していくよ。もう、どうやって感謝しようっていつも考えてる。」って。

今まで忙しくてご飯を食べなかったり、体調悪いのを押してきた。
ずっと心配して何度「病院いって」といってもきかなかった。
でも、昨日は「みっきのいうこと、きくよ。病院、いく。ちゃんと飯も食う。
俺はやることやらなかん、筋とおさなかんで、自分の体なんて、二の次や、って思ってたけど、体おかしくなったら、筋も通せへんくなる。
みっきのいうこと、正しいな、と思ってね。」

もう、ほんと、心配してたんだから。
メンタルも、体も、だんだんおかしくなってたから。

夜中にもう一度かかってきた電話では、私の仕事の内容を詳しくきいてくれた。

もしかしたら、仕事で3ヶ月、留守にするかもしれない。
新幹線でも4、5時間くらいかかる。
「そんなん、近いよ。会いにいったるよ。」って。
「そっかあ、しばらくおらんのやな〜。3ヶ月っていってもそれで終わるかどうかなんてわからんやろ?5ヶ月ぐらいになったりするかもしれんやん。」

・・・まだ、確定じゃないから・・・。

でもね、そういうことをいってくれるのは、すごくうれしいよ。
わたしも、一緒にいれないのはさみしいから、きっとしょっちゅうかえってくるでしょう・・・。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索